インドネシアはアジア内で最大のイスラム教徒数を誇る国です。イスラム教には断食の時期があり、その開始時期は毎年異なります。
2019年・インドネシアのラマダン(断食月)及びレバラン(断食明け大祭) について簡単にお知らせをいたします。
★ラマダン⇒5月5日から6月4日の日没まで。
※断食は、夜明けの礼拝前から日没直後の礼拝まで。
(場所により時刻は異なります。ジャカルタでは午前4時30分前後から午後6時前後。)
★レバラン⇒6月5日~6日
★2019年の5月、6月は祝日が多いので、出張なさる方はご注意ください。
・5/1 :メーデー
・5/19:ワイサック
・5/30:キリスト昇天祭
・6/1 :パンチャシラの日
・6/3,4:政令指定休日
・6/5,6:イドゥル・フィトリ(断食明け大祭)
・6/7:政令指定休日
ラマダン中は日中飲食店が閉まっているケースがあります。また、日没近くになると飲食店には開店を待っている人も多くなり、屋台なども夜遅くまで営業していたりしますので、夜に街や道路が混みあう場合もあります。
ラマダン・レバランの期間中は、過去にテロが起こっています。また、盗難など含む犯罪も増える時期でもあるので、十分に気を付けてください。
インドネシア人は、レバランに合わせて前後1週間程度の休暇を取り帰省する人も多い為、この期間は大型連休となり、日本大使館をはじめ多くの企業が休む場合があります。
また道路がいつも以上に大渋滞となるなど、混雑が見込まれますのでご注意ください。
ラマダン・レバラン期間中の出張の際は、現地駐在者・取引先などから十分に情報収集をした上で、渡航することをお勧めします。
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